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・令和6年03月31日

03月31日(日) <「ペールギュント&四季」ほかCD> グリーク劇附随音楽「ペールギュント」/ポップ/マリナー/アカデミー室内/EMI /CC30-9030/CD/1982/DDD/47:37 ヴィヴァルディ協奏曲集「四季」/カルミレッリ/イ・ムジチ合奏団/PHILIPS/410 001-2/CD/1982/DDD/41:40  グリークの「ペールギュント」とヴィヴァルディの「四季」を聴きましたが、どちらも録音状態が大変良いレコードですから毎回楽しみにしています。今日も良い状態で音像が広がり空間に響き渡りましたが、湿気の少ない冬場の最も良い季節から、夏へと向かうことで徐々に湿気との戦いが始まります。近年はあまり拘ることなくレコード鑑賞を楽しむようになっていることで、以前のような向き合い方での湿気との戦いは行うことがありません。

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・令和6年03月30日

03月30日(土) <「交響曲第9番」CD> ブルックナー交響曲第9番ニ短調/ハイティンク/アムステルダム/PHILIPS/410 039-2/CD/1981/DDD/62:30   日常聴くことが多いレコードに中ではブルックナーの交響曲第9番が一番演奏時間の長いものでしたが、合唱曲や歌劇を聴くようになった最近ではどちらかというと短い方となっています。このレコードはハイティンク/アムステルダムがデジタル録音の初期に制作したものですが、録音に使用したホールが世界で3つの有名なものの一つとされることからか、ホール効果の余韻も良い響きとして収録されていることからとても良いものとなっています。

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・令和6年03月29日

03月29日(金) <「CANTATE DOMINO」CD> 「CANTATE DOMINO]/MARIANNE MELLNAS/ALF LINDER/TORSTEN NILSSON/proprius/PRCD 7762/CD/1976/ADD/約46分   このCDは1976年のアナログ録音ですが大変良い状態で制作されており、パイプオルガンと合唱の響き渡る心地よい内容で構成されています。馴染みのあるホワイトクリスマスなどの曲も含まれていることからか、40年ほど前にはオーディオ機器の試聴会などで聴く機会の多いレコードの一つでした。

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・令和6年03月28日

03月28日(木) <「展覧会の絵」ほか LASER> ムソルグスキー「展覧会の絵」&ドゥビッシー「ラ・メア」&ホルスト「惑星」/ユージン・オーマンデー/フィラデルフィア管弦楽団/PHILIPS/070 226-1/LASER/1979/ADD/約108分 ショパンPf協奏曲第1番ホ長調/スタニスラフ・ブーニン/タデウシュ・ストルガワ/ワルシャワ・フィルハーモニー /LASER/1985/DDD/約38分       ユージン・オーマンデー/フィラデルフィア管弦楽団のレコードでは、後半のB面に収録されているホルストの「惑星」が印象の良いものでした。一方のスタニスラフ・ブーニンのショパンPf協奏曲第1番ホ長調はショパンコンクールで優勝した時のもので、若き青年のあまりの凄さで世界中にファンが増加し一躍有名人となりました。昨年には事故や病気が重なり10年もの沈黙から蘇った姿を捉えた特集番組がNHKで放送され、天才ブーニンの完全復活も間近にきている模様を密着取材で報じていました。まだブーニンも57歳ということからも復活できれば、今後も長く活躍が期待できるので楽しみです。

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・令和6年03月27日

03月27日(水) <「第6番&第7番」ほかLASER> ベートーヴェン交響曲第6番ヘ長調/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SRLM 940/LASER/1982/DDD/34:35 ベートーヴェン交響曲第7番イ長調/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SRLM 940/LASER/1983/DDD/33:57 ショパン「雨だれ」ほか ピアノソナタ集&リンペ・フックスとの共演/フリードリッヒ・グルダ/リンペ・フックス/PIONEER/PILC 1128/LASER/1986/DDD/約70分   ベートーヴェンの2曲はどちらも進行が早くてびっくりするくらいでしたが、聴き終えた時点ではそれほどの違和感は生じていませんでしたし、カラヤンが演奏と影像をリンクさせて表現する事に関しての可能性を探っていたのだと思います。一方のレコードではフリードリッヒ・グルダがカラフルな柄物のジャケット姿でショパンを弾いていましたが、この人物はジャズはもちろんジャンルにとらわれないことで有名なピア二ストです。所有しているベートーヴェンのピアノソナタ全集はボックスケースに入った豪華版ですが、このLPレコードでは当然のように至極真面目に取り組んで制作されたもので、クラシック・ピアノの世界では巨匠の一人として認識されています。そのグルダがB面ではニコニコと笑顔を交えながらパーカッション奏者の女性と即興音楽を演奏していますが、このほかにも客席で一人聴き入る怪しい女性もわざとらしいくらいの頻度で映し出されるという、面白い構成のレーザーディスクだからこそ可能になった自由表現の世界となっています。

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・令和6年03月26日

03月26日(火) <「Vn協奏曲ニ長調」ほか LASER> チャイコフスキーVn協奏曲ニ長調/諏訪内晶子/ドミトリー・キタエンコ/モスクワ・フィル/PIONEER//PILC-1033/LASER/1990/DDD/約120分 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からリーザのアリア/他の部門優勝者 フォスター「夢路」より/他の部門優勝者 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からエレツキーのアリア/他の部門優勝者 チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲/他の部門優勝者 チャイコフスキーPf協奏曲第1番変ロ短調/他の部門優勝者   1990年のチャイコフスキー・コンクールで各部門での優勝者による、特別記念コンサートを収録したレーザー・ディスクです。何とこのコンクールのスポンサーがPIONEERだったことで、チャイコフスキー・コンクールの中央にロゴが記されたステージ上で諏訪内晶子を始めとする受賞者が演奏を行っています。

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・令和6年03月25日

03月25日(月) <「アヴェ・マリアほか」LASER> ジェフリー・パーソンズ/ジェシー・ノーマン/PHILIPS/78VC-314/LASER/1987/DDD/73:22   ジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏でジェシー・ノーマンが歌い上げるコンサートでしたが、観客が興奮のあまり拍手を続けたことで当然のように用意してあったアンコールだけでは収まらず、困ってしまう姿が印象に残っためったに見ることができないシーンでした。カラヤンにも好まれて共演の回数が増え、いろいろなシーンに登場して美声を放っています。

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・令和6年03月24日

03月24日(日) <「第8番」 LASER> ブルックナー交響曲第8番ハ短調/カラヤン/ベルリン・フィル /Grammophon/POLG-1005/1979/ADD/約85分   カラヤンがすこぶる元気だった頃のレーザーディスクですが、録音は残念ながらアナログでも内容は大変良いものです。レーザーディスクの登場でカラヤンが自分自身の姿と音楽をこの新たな技術革新を利用し、自らが制作会社を作ってまでも取り組みを行った結果、貴重な当時のマスターテープを何年間もの長きに渡って冷凍保存したものが、近年になってNHKの技術者が8K品質の画像処理とデジタル音声に蘇らせてくれています。

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・令和6年03月23日

03月23日(土) <「Pf 協奏第20番ほか」LASER> モーツァルト歌劇”ドン・ジョヴァンニ”序曲/ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル/DENON/COLO-3043/LASER/1991/DDD モーツァルトPf 協奏第20番ニ短調/モラヴェッ/ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル/DENON/COLO-3043/LASER/1991/DDD ドヴォルザークCello 協奏ロ短調/リヴィニウス/ノイマン/チェコ・フィル/ DENON/COLO-3043/LASER/1991/DDD/約89分   DENON(私達の頃はデンオンと名乗っていました)がPCM録音を使ってデジタル録音を推し進めるため、チェコまでエンジニアを派遣して制作されたレコードですが、チェロのリヴィニウスが前年のチャイコフスキー・コンクールで優勝した時の大会スポンサーがPIONEERでしたから、日本メーカーが世界進出を次々と果たしていた頃のものです。モラヴェッとノイマンの大ベテランと、ビエロフラーヴェクとリヴィニウスの新進気鋭を組み合わせた良いレコードです。

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・令和6年03月22日

03月22日(金) <「交響曲第35番ほか」LASER> モーツァルト交響曲第35番二長調/ショルティ/シカゴ交響楽団/CBS/SONY/CSLM 927/LASER/1986/DDD マーラー交響曲第5番嬰ハ短調/ショルティ/シカゴ交響楽団/CBS/SONY/CSLM 927/LASER/1986/DDD/約90分   ショルティ/シカゴ交響楽団の来日記念盤を聴きましたが、このレコードに関してはCBSソニーとは思えぬほど初めて聴いたときから良い響きで再生ができている貴重なものです。何せアナログLPの頃からの厄介者レーベルでしたから、数十年間悩んでは廃棄したレコードも実際に存在します。デジタル録音が当たり前になった86年の制作なのですが、マスターを作るときのミックスダウン時に各帯域のレベル調整確認時の、ヘッドフォンかプレーバック・システムに他社と同じ装置のスタジオを利用しているのだと思います。人とは違ったことをするのが以前のS・O・N・Yでしたから仕方がありませんでした。

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