Autograph System<Autograph System再開>
 約十年間の休止状態からメインシステムのセットアップが完了し、無事にオートグラフの音だしに辿り着きました。接点のチェックなども終了し、いよいよ「電源の投入」というときは期待と不安が入り交じりどきどきものでしたが、特に問題も起こらずほっと一安心の状況です。
入力機器 万一を考えて全ての機器を接点復活剤で洗浄し、CDプレーヤー~コントロールアンプ~デバイディングネットワーク~パワーアンプへとテストを繰り返していきました。次にスピーカーケーブルの両端を10cm程切って端末の処理をやり直し、オーラトーンをつないで電源投入、約3時間CDを駆けてテストは終了しました。
 翌日、オートグラフのテストも1時間ほどCDを鳴らし低域から高域までコーン紙の雑音や共振が無いかチェックして異常を認めませんでした。

 いよいよ明日はチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」か、シベリウスの交響曲第1番を選択するかの迷う楽しさが10年ぶりに帰ってきました。当日になってシベリウスを選択してCDをセットし、C34Vのボリュームを9時に合わせると、今度は2台のMC2500のパワースイッチを「ON」、続いてはF-15も「ON」、数秒後オートグラフからMC2500の残留ノイズが聞こえてきた。リスニングポジションに就くとCDのリモコンを受光部に向けて「ON」・・・。第1楽章はバイオリンの一部がちょっと耳についたが、それ以外は雰囲気の良い音で鳴ってくれました。その後も弦楽器、打楽器、管楽器などどれもが調和よく聴くことができました。終了の頃には耳障り感も無く40分弱の演奏が終わりましたが、久しぶりなので忘れていたアンプのエージングをすれば問題は解決しそうです。