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・令和6年01月31日

01月31日(水) <《ボエーム》LASER> プッチーニ 歌劇《ボエーム》全曲/ミレッツラ・フレーニほか/ヘルベルト・フォン・カラヤン/ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/Grammophon/POLG 1062/LASER/1965/ADD/約105分    ミレッツラ・フレーニが主人公のミミを演じている物語ですが、1月14日に視聴したテレサ・ストラータスがミミを演じている作品とはちょっと印象が違っています。それぞれの役柄に関しては役者さんは勿論、衣装や舞台セットなど一定のものとなっていますが、やはり個々の役者さんの味が出ているからのようです。この物語と違う「サロメ」や「カルメン」、「トスカ」などでも役者さんや制作方法などで印象が皆違ってくるので、そこらへんを楽しみの一つとして複数の作品を所有するという理由が生まれます。音声だけの場合と違って映像が加わることで、音声だけの制作以上に視覚から受ける情報が重要性を増すことから、結果として印象度に差が生じるのだと思います。

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・令和6年01月30日

01月30日(火) <《道化師》LASER> R・シュトラウスの楽劇《道化師》全曲/ミラノ・スカラ座合唱団/テレサ・ストラータス/ミラノ・スカラ座管弦楽団/PHILIPS/88VC-304/LASER/1982/ADD/71:41   一座の親方で道化師のプラシド・ドミンゴとその妻であるテレサ・ストラータスが主役の物語ですが、内容はドロドロとした愛欲劇でもこれもたっぷりと二人の歌を聴くことができるものです。最後には妻と愛人の二人を親方がナイフで刺し殺してしまう結末ですが、一座の公演の真っ最中に抑えきれない感情が爆発して観客の目の前でという何ともびっくりの作品です。

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・令和6年01月29日

01月29日(月) <《カヴァレリア・ルスティカーナ》LASER> マスカーニ 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》/エレーナ・オブラスツォワほか/ジョルジュ・プレートル/ミラノ・スカラ座管弦楽団と合唱団/PHILIPS/PHLP 6802/LASER/1982/ADD/70:03    プラシド・ドミンゴ演ずる兵役中に彼女を横取りされてしまった男が別の娘を嫁にしますが、元の彼女と不倫関係になった結果として最後には決闘となり刺殺されてしまう物語です。前編を通して何とも情けない内容ですが、プラシド・ドミンゴは勿論、母親と妻、元の彼女の亭主の歌が場面ごとに歌われました。

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・令和6年01月28日

01月28日(日) <《ヘンゼルとグレーテル》LASER> フンパーディンク 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》全曲/ヘルマン・プライほか/サー・ゲオルグ・ショルティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン少年合唱団/LONDON/POLL 1026/LASER/1981/ADD/約109分    父親役でヘルマン・プライも出演していますが、物語の主役であるヘンゼルとグレーテルが巻き込まれる魔女との騒動劇なことから、登場時間も少なく当然のように歌う部分も一部だけでした。グレーテル役のエディタ・ルベローヴァとヘンゼルの台詞が殆どで、お伽話という内容からも絵本によくあるようなセットでの進行でしたが、それはそれなりに楽しく視聴することができました。

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・令和6年01月27日

01月27日(土) <《トスカ》LASER> プッチーニ 歌劇《トスカ》全曲/ライナ・カバイヴァンスカほか/アンブロジアン・シンガーズ/ブルーノ・バルトレッティ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/LONDON/POLL-1020/1/LASER/1976/ADD/約117分    主人公トスカの恋人役である画家を演じているのはプラシド・ドミンゴなのですが、この役が余程の当たり役なのか1月12日に視聴したトスカでも同じく演じています。プラシド・ドミンゴ以外の役者さんはそれぞれの味が出ていて甲乙が付けられませんが、この物語の性格上からすると悪役を演じている役者さんの良さが光っているような印象です。

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・令和6年01月26日

01月26日(金) <《リゴレット》LASER> ヴェルディ 歌劇《リゴレット》全曲/ルチアーノ・パヴァロッティほか/リッカルド・シャイー/ウィーン国立歌劇場管弦楽団と合唱団/LONDON/POLL 1016/7/LASER/1982/ADD/約117分    遊び好きのお殿様のルチアーノ・パヴァロッティが道化師の娘であるエディタ・ルベローヴァを我が物にしようと、テンワやんわの大騒動を巻き起こした結果、道化師が殺し屋にお殿様の殺人を依頼しましたが、結末としては最愛の娘が殺されてしまうという何が何やら理解できない物語でした。それでもルチアーノ・パヴァロッティとエディタ・ルベローヴァの歌を始めとして盛りだくさんの聴きどころがあり、その点では十二分に楽しめるものでした。

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・令和6年01月25日

01月25日(木) <《蝶々夫人》LASER> プッチーニ 歌劇《蝶々夫人》全曲/ミレッラ・フレーニ&プラシド・ドミンゴほか/ウィーン国立歌劇場合唱団/ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団と合唱団/LONDON/POLL 1024/5/LASER/1974/ADD/約146分    プラシド・ドミンゴがアメリカ海軍の士官で、主人公の蝶々夫人をミレッラ・フレーニが演じている物語りですが、スタジオ撮りでの映像とカラヤン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団と合唱団の音声を同期させて制作されたものです。私が所有しているレーザーディスクではこの二人の出演しているレコードが多いのですが、可能であれば劇場版が観たい聴きたいというのが本音です。この蝶々夫人は40年近く前に友人たちとウィーンまで行って聴いてきたことがあるプラグラムなことから、思い入れが特に強いので仕方がないものですが、それでもこのレコードも良い内容なので十分に楽しむことができています。

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・令和6年01月24日

01月24日(水) <《ホフマン物語》LASER> オッフェンバック オペラ《ホフマン物語》全曲/プラシド・ドミンゴほか/ジョルジュ・プレートル/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団/コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団/LaserDisc/MC 083-45PA/LASER/1981/ADD/約159分    このレコードにはリニアPCMデジタル音源が収録されていないことから、レーザーディスク・プレーヤーの通常アナログ出力を増幅して再生していますが、この出力には雑音が混入しておりディスク2枚組の内3面が酷い状態で4面にもところどころに存在します。1981年の劇場ライブを収録したものとはとても思えぬ状態なことから、レーザーディスクの登場初期とはいえど制作側を疑うばかりです。2万円近い価格で購入したものですが、たいそう立派なケースに分厚い解説書が入っているものの只々がっかりの一言です。

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・令和6年01月23日

01月23日(火) <《カルメン》LASER> ビゼー オペラ《カルメン》/プラシド・ドミンゴほか/フランス国立放送合唱団/ロリン・マゼール/フランス国立管弦楽団/LaserDisc/SF 108-1033/LASER/1982/ADD/約149分   今日の作品は01月16日に視聴した同名の劇場版と違い映画として制作されたものですが、こちらは屋外でのロケを中心として撮影されていることからも、劇場とは違ったスケール感いっぱいの画面づくりがされています。当然のようにクライマックスでの闘牛場のシーンでは迫力のある、牛と闘牛士との死闘が実写を交えて使われていました。ドン・ホセ役のプラシド・ドミンゴの声量豊かな歌が盛りだくさんでしたし、大人数の出演者が画面いっぱいに動き回って歌い踊りを繰り広げていました。

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・令和6年01月22日

01月22日(月) <《オテロ》LASER> ヴェルディ 歌劇《オテロ》全曲/ジョン・ヴィッカーズほか/ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団/ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/Grammophon/POLG 1056/7/LASER/1973/ADD/約142分    側近の部下による策略に乗ってしまったことで妻を殺害してしまい、自身も後を追って自害するという結末が悲しい物語でした。妻を演じていたミレッツラ・フレーニーとオテロ王、悪人役のヤーゴを中心にした人間の心理の弱い部分を策略により、早い展開で次から次へと進行していく描写を歌で繋いだ楽しめるものでした。

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