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・令和4年10月31日

10月31日(月) <「皇帝円舞曲」他 LASER> ヨハン・シュトラウス二世「皇帝円舞曲」他全7曲/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 903/LASER/1984/DDD/約46分   レーザーディスクは裏表を変えて電源を落としましたので、昨日の設定値のままで電源を投入しスタートボタンを押すと、ライブ盤ですから拍手から始まり数秒間の静けさの後「皇帝円舞曲]が開始されました。昨日やっと辿りついた設定値による素晴らしい音像が広がり、46分後には満足の気持ちでいっぱいのレコード鑑賞となりました。今後は激しいほどにあるレコードによるレベル差を一つ一つ解決していかねばなりませんが、諦めていたレーザーディスクの音源が30年の時を超えて蘇るのであれば、無駄な投資だったという過去の重荷が宝として復活するので、所有している500枚のレーザーディスクの中から1割の50枚ほどが愛聴盤に加わることを希望します。デジタル音源が収録されていないものは何ともしようがないので、今更文句のつけようもないことから諦めますが、今回でも左チャンネルの低域が開放値の0dBに近いことから、コントロール不能のレコードも存在すると考えていますので、万が一の場合はマスターボリュームの変更も選択肢としてありえます。面倒で大変な作業が待ち構えているかも知れませんが、これも楽しみと思えば苦にはならないので前進あるのみです。

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・令和4年10月30日

10月30日(日) <「ジプシー男爵」序曲他 LASER> ヨハン・シュトラウス二世喜歌劇「ジプシー男爵」序曲他全8曲/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 903/LASER/1984/DDD/約52分   カラヤンの遺産“メモリアル・ライブ・コンサート集 ニューイヤー・コンサート1987というレーザーディスクから、喜歌劇「ジプシー男爵」序曲他全8曲を聴きました。今日は設定値を切り替えながら聴くという普段は決してしない方法を取りましたが、たまにはこういう遣り方も結果オーライに満足しています。低域を左チャンネルが0.5dBで右チャンネルが1.0dB、高域を左チャンネルが4.0dBで右チャンネルが5.5dBでグッドポイントとなりました。これぞデジタルという印象の音の伸びとダイナミックレンジが、左右のスピーカーから次々と放てられることで素晴らしい音像が広がりを見せ、ワルツのリズムが華やかに輝きを見せました。過去にはこのような感覚を聴いた覚えがないと思われますが、明日聴く予定の「皇帝円舞曲」は今日の設定値で最初から聴くことが出来ますので、ワクワク気分でその時が待ち遠しい限りです。これが夢でなくて本当であれば、まだ聴いていないレコードもあることから一気に愛聴盤が増えることになります。

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・令和4年10月29日

10月29日(土) <「死と変容」&メタモルフォーゼンLASER> R・シュトラウス交響詩「死と変容」&メタモルフォーゼン/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 906/LASER/1984/DDD/約55分 「死と変容」&メタモルフォーゼン   カラヤンの遺産“全聖徒の日”メモリアル・コンサート1984というレーザーディスクから、R・シュトラウス交響詩「死と変容」&メタモルフォーゼンー23の独奏弦楽器のためのーを聴きました。カラヤンの遺産という4枚組のボックスセットの内の1枚で、昨日と一昨日のディスクも同じセットの1枚です。チャイコフスキーとプロコフィエフでも同じディスクに収められているものでありながら、全体の録音レベルが極端に低くなっており、更にこの2曲でもプロコフィエフが更に低い録音レベルとなっています。マスターボリュームを上げることにより調整は可能と思いますが、他のレコードとの関係もあるのでマスターボリュームを変更することは避けています。今日の2曲と残る2枚のディスクを聴き終えてから結論を出そうと考えていますが、マスターボリュームの低域が0dBに近いことから録音レベルを上げることができる範囲がありません。現時点で100曲を超える設定が済んでいるので、これを振り出しに戻すことも出来ません。カラヤン/ベルリン・フィルのレーザーディスクが他にもたくさんあるので、今回の問題が結果オーライで解決できればお蔵入りだったレコードが復活するかも知れません。

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・令和4年10月28日

10月28日(金) <「交響曲第1番」LASER> プロコフィエフ交響曲第1番ニ長調カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 904/LASER/1988/DDD/17:03   昨日のチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番があまりにも再生レベルが合っているようには思えないことから、同じレコードに収録されているプロコフィエフ交響曲第1番を聴いてみました。すると昨日ほどではなくとも雰囲気は良いのですが、ちょっと高域と低域のバランスが悪いようだったことから、普段は途中で設定値を変更しないのですが左右のレベルをそれぞれ0.5dB下げてみました。あれ?と思うほどの変化が起こりましたので、そのままの状態で最後まで聴き通してみました。この曲も4楽章で17分03秒と演奏時間が短いことから、普段聴くことはありませんでしたがビックリするほどの良いものでした。さて次回はこの設定でチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を聴いてみるつもりですが、どのような結果となりまするやら乞うご期待となりました。

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・令和4年10月27日

10月27日(木) <「Pf協奏第1番」LASER> チャイコフスキーPf協奏第1番変ロ短調キーシン/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 904/LASER/1988/DDD/39:44   今日のレコードもソニー絡みのものなのですが、カラヤンがレーザーディスクを喜んだという本当?と思える完成度です。1988年の制作年なのにレベル差がありますし、低域などとてもデジタル録音されたものとは考えにくい酷さです。他社の技術とは違う我が道を行くという会社でしたから、自己満足の極みというべき程度なのですが、世界が認めてしまったため、この時代の世界標準規格づくりをリードする地位を得てしまいました。CD〜ウォークマンの考え方が今日の「ながら族]を作ってしまった元凶なので、良質のものを求める心の余裕を考え直さなければいけません。今日聴いたこのレコードは愛聴盤リストから外し、他のものを選択し直します。

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・令和4年10月26日

10月26日(水) <「Pf協奏第1番」CD> ショパンPf協奏第1番ホ短調/ブーニン/ストルガワ/ワルシャワ/CBS/SONY/CSLM 931/LASER/1985/37:45   このレーザーディスクは音源が放送局によるものらしく、全体の音量レベルが低いということがマイナスですが、それ以外はブーニンの演奏も良いので楽しんで聴くことが出来ました。日本でも放映したらしいのですが、録音が1985年という記載があるだけなので詳細は不明です。このレコードを制作したCBSソニーは我が家のシステムとの相性が悪いので、今回も悩みのタネとなりそうでしたが、音量レベルが低いことだけだったことから、あえて何も言わずに我慢して聴きましたが何とかなりませんかネ!。

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・令和4年10月25日

10月25日(火) <「Pf協奏第20番」CD> モーツァルトPf協奏第20番ニ短調/モラヴェッ/ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル/DENON/COLO-3043/LASER/1991/DDD/31:43   デノン(私達は30年以上電音・デンオン)と読んでいましたが、現在は読み方が変わったようで、PCM録音で品質の良いレコードを制作することでアルバムを沢山所有しています。これはレーザーディスクですが大変気に入っており、いつも楽しき聴くことが出来ています。モラヴェッ(おじいちゃん?)が楽しんでピアノを弾いている表情が目に浮かびますが、一方の指揮者であるビエロフラーヴェクは若いこともあって緊張したことでしょう。会場が良い響きであったことと、コロンビアの録音スタッフがデジタル録音の粋を結集したことで生まれた優れたレコードに感謝です。

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・令和4年10月24日

10月24日(月) <「Pf協奏第1番」CD> ブラームスPf協奏第1番ニ短調/アシュケナージ/ハイティンク/アムステルダム/LONDON/FOOL-23115/CD/1981/DDD/48:38   ピアノ協奏曲としては長時間の約49分ですが、一際響きの良いこともあって酔いしれているうちに終わってしまいました。この演奏はアシュケナージ/ハイティンク/アムステルダムということで、早くから積極的にデジタル録音に取り組んでいたコンビなので、次々と意欲的にアルバムを出すことで時代を切り開いてくれました。我々オーディオマニアにとっては新たな時代を感じる取り組みと、熟成期に入っての限界点といえるほどのダイナミックレンジの広さと響きを求めることで、単に音楽を楽しむということだけではなく、考えられるあらゆる手段を屈指して作り上げた音像が、満足を与えてくれることを喜びとしています。ただし、本来は時代の変化とともに演奏者も変わっていきますし、使用する機器や媒体としてのレコード形式も変わるので終着点はありません。しかし、どこかで妥協点を見つけて自分の世界を作るのが普通で、私の場合も新たな規格を追うことは止めています。それでも丸50年オーディオ漬けを続けられている幸せを良しとして、聴力があるかぎりは一生の趣味&道楽を楽しみたいと思います。

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・令和4年10月23日

10月23日(日) <「Vn協奏ホ短調」CD> ベートーヴェンPf 協奏第5番変ホ長調/ブレンデル/ハイティンク/ロンドン・フィル/PHILIPS/17CD-2/CD/1976/ADD/39:54   昨日と同じCDに収録されていることもありますが、以前は4番をめったに聴くことがなかったのでこの3楽章を飛び越え、5番の第1楽章からプレイするよう指定していました。ところが時々この作業を忘れて「ジャーン・・・・」と出だしで「あっ!」と気付き慌ててやり直すことがありました。今では4番を聴き終えてもCDはプレーヤーに入れたまま電源を落とすようにしていますが、翌日はCDがトレイにあることが表示されるのでチャプター4から再生することで間違いが無くなりました。

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・令和4年10月22日

10月22日(土) <「Pf 協奏第4番」CD> ベートーヴェンPf 協奏第4番ト長調/ブレンデル/ハイティンク/ロンドン・フィル/PHILIPS/17CD-2/CD/1976/ADD/32:02   この曲も積極的に聴いていたわけではありませんでしたが、定期的に5番だけを選曲し続けているのもおかしいと、近年になって所有しているものは全部聴くようになりました。何の不思議もないことなので今ではごく当たり前になりましたが、地域自治会のお手伝いを最低限まで減らして生活に余裕が生まれたことが良かったと考えています。今まで同様に夕方の6時からのレコード鑑賞を続けていますが、余計なことが頭から離れずに集中できないなどということは無くなりました。これからも365日のレコード鑑賞を目指しますが、時々は順序を変えるとかお休み日があっても良いくらいの柔軟な姿勢も大事だと思います。

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