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・令和5年03月31日

03月31日(金) <「イギリス組曲」ほか LASER> J.S.バッハ イギリス組曲第5番ホ短調ほか/ミェチスラフ・ホルショフスキー/Fun House/FHLE-1001/LASER/1987/DDD/95:30   「’87カザルス・ホール・コンサート 95歳のスーパーピアノライブ」を収録したレーザーディスクということで、今回は映像とともに視聴したところ本当に95歳?と思えるびっくりするほどの内容でした。100歳でこの世を去ったそうですから貴重な記録としての価値もありそうですが、どう見ても95歳を感じさせる見た目でありながらも、響き渡る音楽とともに長時間に渡り指先だけが動き続けていました。制作側の担当者は数年間に渡って取材し、コンサート後も貴重な記録である音源からCDを制作してお届けしたそうですが、コンサート中に舞台の袖で心配そうな顔をしていた奥様とともに喜んでくれたそうです。

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・令和5年03月30日

03月30日(木) <「雨だれ」ほか LASER> ショパン「雨だれ」ほか ピアノソナタ集&リンペ・フックスとの共演/フリードリッヒ・グルダ/リンペ・フックス/PIONEER/PILC 1128/LASER/1986/DDD/約70分   前回までは映像無しで聴いていましたので想像ができませんでしたが、A面はショパンなどを力を抜いた形で普通に弾き、B面ではリンペ・フックスと2人でピアノを弾いたりリコーダーを吹いたりと自由な即興という感じでしたが、一方のリンペ・フックスはパーカッションや歌と言ってもハミングのようなもので、お互いが即興に対して即興で答えるというような進行でした。若い頃は天才的な演奏で観客を魅了していたグルダでしたが、自由を求めてジャズを始めとする垣根を超えた演奏活動家と変わりました。映像を見る限りでは女性の影が見え隠れするのですが、いたって拘ることなく音を使って自由な表現を楽しんでいるようでした。

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・令和5年03月29日

03月29日(水) <「Vn協奏曲ニ長調」ほか LASER> チャイコフスキーVn協奏曲ニ長調/諏訪内晶子/パヴェル・コーガン/モスクワ・フィル/PIONEER//PILC-1032/LASER/1990/DDD/約95分   諏訪内晶子さんの第11回チャイコフスキー・コンクール予選会などの演奏から制作されたレコードを聴きましたが、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」更にはパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」とサラサーテ「カルメン幻想曲」そのどれもが良いものでした。映像から見るとパイオニアのロゴマークがあちことに表示されており、このコンクールへの大きなスポンサーとなった絶頂期のパイオニアがレーザーディスクの持てる力を世界に知らしめたレコード制作であったようです。

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・令和5年03月28日

03月28日(火) <「Vn協奏曲ニ長調」ほか LASER> チャイコフスキーVn協奏曲ニ長調/諏訪内晶子/ドミトリー・キタエンコ/モスクワ・フィル/PIONEER//PILC-1032/LASER/1990/DDD/約120分 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からリーザのアリア/他の部門優勝者 フォスター「夢路」より/他の部門優勝者 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からエレツキーのアリア/他の部門優勝者チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲/他の部門優勝者 チャイコフスキーPf協奏曲第1番変ロ短調/他の部門優勝者   第11回チャイコフスキー・コンクール各部門の優勝者による演奏会を収録したアルバムを聴きましたが、バイオリン部門の諏訪内晶子はもとより実力派の素晴らしい演奏に大満足の時間を過ごすことができました。このレコードも微調整数値が煮詰まったことでバランスの良い響きと音像となり、5名の優勝者が繰り広げた熱演する姿を安心して見ることができるようになりました。当然のようにこの手のコンクールにチャレンジしている若手の音楽家も、現在では30年以上経過していることからベテランの仲間入りをしていることでしょう。どのような活躍があったものか調べてみたい気持ちが出てきましたが、近いうちにリストアップして確認してみようと思います。

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・令和5年03月27日

03月27日(月) <「展覧会の絵」ほか LASER> ムソルグスキー「展覧会の絵」&ドゥビッシー「ラ・メア」&ホルスト「惑星」/ユージン・オーマンデー/フィラデルフィア管弦楽団/PHILIPS/070 226-1/LASER/1979/ADD/約108分 ショパンVn協奏曲第1番ホ長調/スタニスラフ・ブーニン/タデウシュ・ストルガワ/ワルシャワ・フィルハーモニー /SONY/CSLM 931//LASER/1985/DDD/約38分   ユージン・オーマンデー/フィラデルフィアのコンサート・ライブレコードと、第11回ショパンコンクールで優勝したブーニンの記録として、本選での演奏を映像と音声を収録した貴重なレコードを視聴しました。観客が演奏を喜ぶ姿を映像が捉えていましたので、会場に詰めかけていた人々の感動が目に見える印象となっていました。

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・令和5年03月26日

03月26日(日) <「マニフィカト」ほか LASER> バッハVn協奏曲第2番ホ長調&「マニフィカト」/アンネ=ゾフィー・ムター/ジュディス・ブレゲン/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SLV 45 983/LASER/1984/DDD/56:57   Vn協奏曲第2番ではムターとの共演と、マニフィカトでも4名の共演者を含めた演奏に大満足の笑顔が溢れたカラヤンの姿が印象的でした。指揮者としてだけでなく、総合プロデューサーも兼ねていることからも、この日のコンサートもレコード化することで「カラヤンの遺産」として残されました。

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・令和5年03月25日

03月25日(土) <「古典交響曲」ほか LASER> R・シュトラウス交響詩「死と変容」&「メタモルフォーゼン」/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SLV 45 984/LASER/1984/DDD/54:38 ヨハンⅡ世&ヨーゼス&ヨハン・シュトラウスⅠ世/キャスリーン・バトル/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/SLV 45 985/LASER/1987/DDD/97:03   このレコードも「カラヤンの遺産」シリーズとして発売された内の1つである4枚組ボックス・セット入ですが、映像ではカメラワークにも拘りを感じるものがありましたし、音声部分はこれぞデジタル録音と言わんばかりの力の入れようが見ることができました。

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・令和5年03月24日

03月24日(金) <「古典交響曲」ほか LASER> プロコフィエフ交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/CSLM 904/LASER/1988/DDD チャイコフスキー Pf 協奏第1番変ロ短調/キーシン/カラヤン/ベルリン・フィル/SONY/CSLM 904/LASER/1988/DDD/約60分   このレコードは1988年制作ということでカラヤンが他界する前年のものということになりますが、86年頃から病気に悩まされていたようなので収録への影響はなかったのでしょうか。映像と音楽を同期させた形での制作を目指したことで、自身が会社を立ち上げてレコードを残すという先頭に立ってプロデュースされた「カラヤンの遺産」を我々が楽しんでいます。相当数を制作して残したようなことなので、レコードを調べてみたい気持ちもあります。

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・令和5年03月23日

03月23日(木) <「第8番」 LASER> ブルックナー交響曲第8番ハ短調/カラヤン/ベルリン・フィル /Grammophon/POLG-1005/1979/ADD/約85分   この8番はアナログ録音ですがデジタル録音が開始された79年制作ということで、カラヤンとしては当時の最も優れたアナログ録音技術を結集したものと思われます。カラヤンの場合は音と映像ばかりか、会場や衣装などまでも含めたオールラウンドでの知識が深かったようなので、レコード化の場合は総合プロデューサーを兼務していたようですから、本当の意味での芸術家を目指してクラシック音楽の世界を牽引していました。

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・令和5年03月22日

03月22日(水) <「第6番&第7番」LASER> ベートーヴェン交響曲第6番ヘ長調/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SRLM 940/LASER/1982/DDD/34:35 ベートーヴェン交響曲第7番イ長調/カラヤン/ベルリン・フィル /SONY/SRLM 940/LASER/1983/DDD/33:57   このレコードは「カラヤンの遺産」シリーズの1枚ですが、演奏時間が極端に短いことからも分かるように一部が削除された内容となっています。何故かはわかりませんがきっとカラヤンのことですから、拘りを持って制作されたものと思えます。レコード制作には徹底的に拘る指揮者として有名ですが、晩年の頃にはレーザーディスクの持つ映像と同期した高音質のデジタル録音に力を入れていたようです。「カラヤンの遺産」シリーズはほとんど所有していますが、微調整数値には毎回悩ませられながらの視聴となっています。

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