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・令和4年10月05日

10月05日(水) <「アルプス交響曲」CD> R・シュトラウスアルプス交響曲/ハイティンク/アムステルダム/PHILIPS/32CD-389/CD/1985/DDD/49:29   この曲も長年に渡りレコードキャビネットに眠り続けていたCDですが、R・シュトラウス自体は好みの作曲家なので理由は分かりません。R・シュトラウスの交響詩は聴く方にとっては、ダイナミックレンジの広いことでピアニシモとフォルテシモの大きな差に、自身の再生装置が対応し切れるかの問題がアナログ時代にはありました。特に有名だったのは「ツァラトゥストラはかく語りき」の冒頭の部分で、パイプオルガンの重低音をフォノ・カートリッジのカンチレバーが対応できるかがありました。オーディオマニア達はHiーFiに拘るあまり、とんでもないことを言い出す人までいましたが、今では「オーディオ」も死語になってしまったようで、ヘッドフォンどころかイヤーフォンが主流となってしまいました。「音楽は静かに聴くもの」だったものが、コンサートなどでは観客も総動員での大騒ぎ!?のようで、室内ばかりか屋外でもイヤーフォンを装着したままで行動するのが当たり前になってしまいました。自分の周りにいる人々を無視した状況を何と考えているのでしょうか?、私には決して理解ができない行動ですし、世の中がこれを認めてしまったことは重大な責任です。

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