・令和5年11月15日

11月15日(水) <「弦楽四重第9&10番」ほかCD>
ベートーヴェン弦楽四重第9番ハ長調/アマデウス弦楽四重奏団/LONDON/FOOL-23120/CD/1987/DDD/30:46
ベートーヴェン弦楽四重第10番変ホ長調/アマデウス弦楽四重奏団/LONDON/FOOL-23120/CD/1987/DDD/32:08
R・シュトラウスアルプス交響曲/ハイティンク/アムステルダム/PHILIPS/32CD-389/CD/1985/DDD/49:29

「弦楽四重第9&10番」ほかCD
 
 今日は録音年が80年代後半のレコードばかりだったことで安心して楽しむことができましたが、昨日のハイティンク/アムステルダムのように70年代中頃の録音でも良いものも多くあります。しかし透明感などに関してはやはりデジタル録音に軍配が上がりますので、こればかしは何ともならない技術進歩の差が生まれてしまいます。先日も7〜8年ぶりでアナログLPを数枚聴きましたが、アナログ録音でしかも溝を切ったレコード盤から針先で音を拾い上げ、さらにカートリッジ内で電気信号に変換した音源をRIAA偏差で補正するなど全てがアナログなのですから、各部分で音の変化を与える要素ばかりでいっぱいです。ただそれが良しとされた時代でしたから、現在のレコード再生はつまらないこととも言えます。