<TAD 2401との決別>
容積が何としても解決できないことがネックになったことと、私の求めている響きはオートグラフ・システムを完成させることという事実もあり、2つのスピーカーを同居させることは無理との結論に至り、仕方なく当面はABC店舗に預けて結論を出すことにしました。
その後仁平さんが名乗り出てくれたことで、長年の仲間ということもあり手放す決意をし、とんとん話で譲渡することとなりました。
平成7年12月29日ABCサウンド店舗から仁平宅への移動を行い正式な譲渡となりました。その数年後に脱サラで開業となった「手打ちそば“たいら”」のジャズが流れる蕎麦処の顔として現在も活躍していますので、中途半端に私が所有していたのでは2401に申し訳ありませんでしたから、趣味を同じくする同志が大切にしていてくれることを嬉しく思います。