・令和6年02月03日

02月03日(土)
<《サロメ》LASER>
R・シュトラウス 楽劇《サロメ》全曲/キャサリン・マルフィターノほか/ジュゼッペ・シノーポリ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/Warner/WPLS-4036/LASER/1991/DDD/約109分
 
《サロメ》 LASER
 
 昨日に続いてR・シュトラウスの楽劇《サロメ》全曲を聴きましたが、今日のレコードはジュゼッペ・シノーポリ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の演奏で、主演のサロメをキャサリン・マルフィターノが演じています。制作年が17年ほど違っていることからか舞台セットに大きな変化がありますが、現代の場合はもっと簡素化が進み過ぎてきているので私は好みではありません。付属している解説書によれば制作に当たって相当な入れ込みようであったようですが、キャサリン・マルフィターノを始めとする歌い手と演奏者の熱の入りようが伝わってきました。「七つのベールの踊り」部分ではほぼ裸同然の姿での熱演があり、芸術もここまでの表現が必要なものかと驚いてしまいました。