・令和5年09月12日
09月12日(火) <「Vn協奏曲ニ長調」ほか LASER> チャイコフスキーVn協奏曲ニ長調/諏訪内晶子/ドミトリー・キタエンコ/モスクワ・フィル/PIONEER//PILC-1033/LASER/1990/DDD/約120分 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からリーザのアリア/他の部門優勝者 フォスター「夢路」より/他の部門優勝者 チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」からエレツキーのアリア/他の部門優勝者 チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲/他の部門優勝者 チャイコフスキーPf協奏曲第1番変ロ短調/他の部門優勝者 1990年に開催されたチャイコフスキー・コンクール各部門優勝者による祝賀コンサートを収録したレコードですが、さすがに大きなコンクールを勝ち抜いただけのことはある聴き応えのある演奏となっています。このレコードの他にも諏訪内晶子さんの予選から本選に演奏されたものもありますが、そちらの方は録音レベルが大きすぎることが原因(微調整が不能)で光デジタル出力からの再生ができません。プレーヤーからのアナログ出力(内蔵のDA変換されたもの)からならばOKですが、品質の良い信号ではないことから良い音で再生することはできません。CD品質の音源が記録されているといっても、光デジタル信号を取り出して高性能のDA変換を行わなければ意味がなく、一般の中波ラジオとFMの関係のようにSN比が良くて綺麗な音質というだけの程度のものしか引き出せません。海外製のレーザーディスク盤の場合は殆どが光デジタル信号が記録されていますが、初期の日本製の場合はレコード盤自体に記録されていないものも多く見られます。著作権問題が影響しているようで特にNHK交響楽団のコンサート・ディスクは全滅で、我が家のレコード・キャビネットにたくさん眠ったままになっています。